偽妊娠(想像妊娠)|病名と症状から調べる犬の病気

犬も偽妊娠(想像妊娠)することがあります。これは文字通り、実際には妊娠していないにもかかわらず、まるで妊娠しているかのように犬の体や行動に変化が現れます。

偽妊娠(想像妊娠)

犬の創造妊娠の主な症状

偽妊娠(想像妊娠)が起きると、犬の体や行動に妊娠時と同様の変化が見られます。偽妊娠(想像妊娠)の症状には、次のようなものがあります。

  • 母乳が出る
  • 乳腺が張る
  • 巣作り行動をする

小さなぬいぐるみを抱えて、授乳させるような行動をとったり、お腹も膨らんできます。新聞紙や布、飼い主の服などを集めて、巣作りをしたりもします。そのような様子を見て、妊娠したと勘違いする飼い主もいるでしょう。

犬の創造妊娠の原因

犬に偽妊娠(想像妊娠)の症状が出るのは、実際に妊娠した際に分泌される女性ホルモンの仕組みが原因です。犬が妊娠すると、プロゲステロンという女性ホルモンが分泌されるのですが、女の子の場合は妊娠していなくても、この女性ホルモンが活発に分泌されてしまうことがあります。さらには、乳腺を刺激するプロラクチンというホルモンの分泌も促されることで、妊娠の兆候が見られるというわけです。

偽妊娠(想像妊娠)の治療法

犬の創造妊娠の治療法

犬の偽妊娠(想像妊娠)は、やがては自然に治るので多くのケースでは治療の必要はありません。ただ、分泌された母乳を犬が自分で舐めてしまい、乳腺炎を起こすことがあります。乳腺炎を防ぐためには、腹帯(術後着のようなもの)でお腹を覆ってあげましょう。

偽妊娠(想像妊娠)を繰り返す場合

何度も偽妊娠(想像妊娠)を繰り返す場合は、避妊手術を受けることを考えたほうが良いかもしれません。そうなると、繁殖は諦めるしかなくなりますが、愛犬の体のことを考えて決めましょう。繰り返し起こる偽妊娠(想像妊娠)は、子宮蓄膿症や乳腺腫瘍などの病気を招く可能性があります。