犬の避妊手術!どうしてる?飼い主なら犬への影響も考えたい

避妊手術は、もともと望まれない妊娠による不幸な動物を増やさないための手術です。最近では病気予防のために行う事が多いようです。

犬の避妊手術

犬の避妊手術

手術の効果が高く、回復が早いのは若いうち

メスの避妊手術は全身麻酔をかけて開腹し、卵巣または子宮もしくはその両方を摘出するのが一般的です。手術そのものの時間は1~2時間で、1泊するのが平均的なスケジュール。いつ避妊手術を行うといいかは、さまざまな意見がありますが、初回の発情を迎える前、生後数ヶ月がベストとされているようです。

犬の避妊手術のメリット

犬の避妊手術のメリット

避妊手術のメリットはどのようなもの?

【1】望まない妊娠が避けられる

~望まれない交配による妊娠を避ける~

最近は減ったとはいえ、今でも年間10万頭の犬が殺処分されています。もちろん全てが子犬ではないですが、重く考えるべき問題であることに変わりはありません。
犬が出入り自由な環境にいるのでしたら、ご近所に迷惑をかけないためにも必要かもしれません。また、脱走や迷子のときの望まれない交配も避けることができます。

【2】メス犬特有の病気になる確率が下がる

犬に避妊の処置をすると乳腺腫よう、子宮蓄膿症、卵巣腫ようなどの疾患の予防になります。子宮蓄膿症は発症率の高い疾患で、子宮の中に膿がたまってしまうというものです。出産経験のない7歳以上の雌犬で、ヒート後1ヶ月ほどで発症するものが多いのが特徴です。

【3】偽妊娠の予防

発情期を迎えたのに交尾をしなかった犬は、妊娠しているかのような行動「偽妊娠」が起こる可能性があり、お乳が腫れる乳腺炎になる可能性があります。このような行動も無くなります。

その他のメリットとしては、発情の出血、発情のストレスがなくなるなどの問題行動の抑制や偽妊娠の予防などがあります。

犬の避妊手術のデメリット

犬の避妊手術のデメリット

全身麻酔の影響
ワンちゃんの手術には、全身麻酔がかけられます。麻酔に関してはさまざまな経験や意見が飼い主さんの間でささやかれています。去勢・避妊手術に関しても、麻酔は最も大きなリスクということができるでしょう。

【3】犬の肥満

手術後に肥満になりやすい。
これは去勢・避妊手術を行う事により、性ホルモンの分泌がされなくなり活動量が減り、基礎代謝量が低下します。
この為、手術前と同じ食事を与えることで肥満になってしまうケースがよく見受けられます。

避妊手術の補助金

避妊手術の補助金

各自治体でも補助金制度があります。

全国を対象に犬猫の不妊去勢手術費用の一部を助成

2016年1月より、公益財団法人日本動物愛護協会では、新しい事業「犬猫の殺処分低減活動」として、全国を対象に犬猫の不妊去勢手術費用の一部を助成します。

引用URL https://jspca.or.jp/joseikin.html

犬・猫との共存生活のために、私たちに出来ること

日本では毎年約17万頭の犬や猫が自治体に収容され殺処分されています。

捨てられた犬や猫だったり、迷子になった子だったり、さまざまな理由で保健所や動物愛護センターに収容されます。

中には飼っていた犬や猫が子供を産んでしまい、里親を見つけたり育てたりすることが出来ない飼い主が保健所や動物愛護センターに持ち込んだりするケースも多々あります。

2016年の1月から日本動物愛護協会で「犬および猫の不妊去勢手術助成事業」による全国対象の避妊手術の助成(補助金)がはじまりました。
(ただし数が決まっているのでお早めに。)
各自治体でも補助金を受けられるところもありますが、全ての自治体で行っているわけではないので事前に確認してくださいね。

犬の避妊手術について最後に

犬の避妊手術のまとめ

動物病院では必ずと言っていいほど薦められる避妊・去勢手術。

繁殖させたい場合はできませんが、リスクもあるのでよく考えて実施しましょう。

不妊手術の補助金もあるので有効に活用しましょう。

犬の避妊でおきる犬への影響とは

犬の避妊

オス犬と違い、メス犬の避妊手術は開腹手術になります。

費用も時間もオス犬よりもかかりますが、多頭飼いをしている場合や出産の予定がない場合、避妊手術をした方がいいでしょう。

雌犬の避妊手術のメリット

避妊手術を受けるとヒートがなくなります。

大型犬の場合はヒートのたびに周囲を汚してしまうこともありますが、そのようなことがなくなります。
また、乳腺腫瘍や子宮蓄膿症の予防にもなります。

子宮蓄膿症は避妊手術をしていないメス犬に最も多い病気で、子宮内に膿がたまってしますというものです。
進行が早いと、発症してから数週間で命を落としてしまう可能性のある病気です。

避妊手術により、この疾患を予防することができます。

雌犬の避妊手術の方法

避妊手術の方法は2種類あり、獣医さんによって方針が違うようです。
卵巣のみを摘出する方法と、卵巣と子宮、どちらも摘出する方法があります。

卵巣摘出術

この方法は子宮を残す方法です。

術後の経過もよく、メス犬への負担も少ないことから、体力があまりない、体が小さい、高齢になってからの避妊手術の場合には適していると言えます。

卵巣子宮摘出術

卵巣と子宮の両方を摘出する方法です。
卵巣のみを摘出するよりも大きめに開腹しなければいけませんので、出血量も多少多くなります。

避妊手術ができない時期

手術できない時期

去勢手術とは違い、避妊には手術できない時期があります。

ヒートになると子宮へつながる血管が太くなっています。
必然的に出血が多くなるため、この時期の手術は避妊手術に限らず望ましくありませんし、実際獣医さんも手術を受けつけません。

ヒートが終わってから2ヶ月以降で避妊手術を行うのがいいでしょう。

一番理想的なのは、初ヒートを迎える前に避妊手術をすることです。

犬の避妊手術について【術後にお勧めのグッズ、エリザベスカラーも紹介】

犬の避妊

犬の避妊と言えば飼い主なら誰しもが一度は考える内容だと思います。
愛犬の為に自分が今どうするべきか、ですが、一度手術を行ってしまうと、もう手術前の状態に戻せないので、手術をする前に手術をするとわんちゃんの体に一体どう言った変化が出るのか、改めて一緒に確認して行きましょう。

わんちゃんの避妊手術について

わんちゃんの避妊手術について、知っておかなければいけないことと言うのは多くあります。
その中には手術を経験した事がある人でもはじめて知ったという内容もあるのではないでしょうか?

不幸な子を生まない為の手術でもあるんですよ

オス犬の去勢(きょせい)手術、メス犬の避妊(ひにん)手術を合わせて不妊手術といいます。興味本位の繁殖でもらい手のいない子犬を増やしてしまう一部の飼い主が後を絶ちません。 不幸な子犬を減らすには、まず不妊手術を施すことが第一の選択肢となります。

引用:http://www.koinuno-heya.com/hansyoku/sterility.html

あまり無い話かもしれませんが、中には室外飼いで放し飼いにしていたら気づいたら子供が出来ていたなんて子もいます。なので、一匹しか犬を飼っていないからといって避妊手術を受けさせていない飼い主ももう少し避妊手術について考えた方が良いでしょう。

かつて、犬の屋外飼育や放し飼いが多かった頃は、避妊・去勢手術は、望まない妊娠を防ぎ、不幸な子犬を増やさないということが主目的でした。しかし、手術のメリットはそれだけではなく、性ホルモンに関係する病気や遺伝的な病気の予防、性的なストレスの軽減、問題行動の予防や改善などの効果もあります。避妊手術は今では子供を生まないようにする為だけの手術ではなくなってきています。

わんちゃんの手術時期について

いつ避妊手術を行うといいかは、さまざまな意見がありますが、初回の発情を迎える前、生後数ヶ月がベストとされているようです。これは、発情する前に避妊した場合、その後の乳腺腫瘍発生率が極端に低く抑えられることなどを根拠としています。また、術後の回復は、若くて体力があるほど早くすみます。

引用:http://www.petline.co.jp/note/dog/contraception/surgery/

わんちゃんの避妊手術

しかし、時期や体調の変化に気づいてあげられないと、術後に命を失ってしまう子もいるようなので、わんちゃんの体調管理、手術の危険性などについてもしっかりと知っておく必要があります。

わんちゃんの避妊手術の内容について

術前・術後の注意点

手術前に、できれば回虫などの寄生虫がいないかどうか検査してもらいましょう。また、必要なワクチンを接種していない場合は、摂取してもらうのがよいでしょう。

手術の1日前から食事を与えず、12時間前から節水させるのが普通です。手術後は、少なくとも3~7日間、運動を控えめにしてください。軽く散歩させる程度が適当でしょう

引用:http://www.pet-hospital.org/dog-018.htm

去勢手術(男の子)

犬は陰嚢の頭側に、猫では陰嚢に皮膚切開をして精巣を摘出します。

手術時間は犬で15~25分、猫で10~15分です。

麻酔時間は犬で30~40分、猫で20~25分です。

満月 避妊手術(女の子)

犬はおへそから尾側方向へ、猫ではおへその約3~4cm尾側から、皮膚切開後、

開腹して卵巣と子宮を摘出します。

手術時間は犬で約45~60分、猫で約30分です。

麻酔時間は犬で約1時間~1時間半、猫で1時間です。

犬と猫とでは、このように手術に掛かる時間と言うのも大分変わってきます。動物もそれぞれ種類によって全然扱い、体力、免疫などが違うという事を認識してあげなければいけません。

愛犬の術後について

術後はわんちゃんが本能的に自分の傷口を舐めないように、術後用のグッズを利用します。
雄の場合はエリザベスカラー、雌の場合は述語着を着させます。

雄犬で、どうしても傷を舐めてしまう場合はエリザベスカラーを装着します。犬の大きさ別で様々なデザインのエリザベスカラーが市販されています。

引用:http://www.dog-note.net/kyosei_hinin/operation_attention/

エリザベスカラーを装着する事で、傷口を舐めてしまったせいでそこが化膿したりすることが防げるのです。

エリザベスカラーとは

エリザベスカラーとは、ペットがケガをしたときや手術後に、患部を舐めないように首に巻きつけるパラボラアンテナのようなえり巻きのことで、カラーは「えり」のことを指し、エリザベスカラーを付けた姿が、中世イングランドの女王であるエリザベス一世に似ているということから、このような呼び名になったそうです。

引用:http://www.petjpr.com/column/news-bin/Detail.cgi?rgst=00000173&CatgM=3

雌犬の場合は術後着を着せてしまえば、傷全体を覆ってしまうので舐めることもないでしょう。

こちらも開腹したお腹をわんちゃんが舐めたりして化膿しないようにする為の物です。
術後着は体を覆える物だったらなんでも良いので、入らなくなった布等を使って手作りで作る事もできます。