グレート・ピレニーズの特徴
グレート・ピレニーズはかつてマリーアントワネットに溺愛されていた犬種で、フランス王室の公式犬となり、護衛犬として活躍していました。
体はとても大きく、被毛は真っ白でふさふさとして美しく、忠誠心が強い犬種です。
山岳地帯で牧羊犬や番犬として活躍してきたグレート・ピレニーズも、家庭でも飼うことができるよう、強い警戒心を取り除くように繁殖されてきました。
原産地 |
フランス |
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性格 |
物事を直感的に見抜いて判断する能力に優れています。このことから牧羊犬としても活躍できたのでしょう。 飼い主が指示を出す前に自分で判断する部分があります。
警戒心も強く、見た目のようにおっとりした性格ではありません。 |
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日常の管理 |
大型犬で季節に関係なくアンダーコートが相当抜けますので、それらに対応できる環境でなくてはいけません。
暑さにも弱いので、室温の管理が必要です。 夏の散歩は短めに、寒い季節はたっぷりと運動をさせてあげましょう。
また、自己判断力に優れていることから、忠誠心は強くても、飼い主のいうことをきかずに行動する部分があります。 大型犬ですから、制御できなければ危険です。
子犬のころからしっかりと躾と訓練をして、飼い主がリーダーシップをとり、信頼関係を築いておかなければいけません。 |
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健康管理 |
高齢犬にさしかかる頃から、骨肉腫になりやすい犬種です。
気づくのが遅いと切断しなければいけない場合もありますので、日ごろから歩き方がおかしくないか観察し、体にもよく触れ、異常を感じたらすぐに獣医の診察を受けましょう。 骨肉腫が小さいと治療によって切断を免れることができます。 |
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耐寒性 |
運動 |
手入れ |
強い |
60分×2回 (ゆるい) |
毎日 (ピンブラシ・獣毛・クシ) |