ボストン・テリアの特徴
日本での人気があるボストン・テリアは、アメリカのボストン市周辺の4頭の犬が起源です。
英語名では「Boston terrier」。耳が立っているのが特徴で鼻も短く尻尾も短い可愛らしい小型犬です。温厚でいて知能が高いボストンテリアは、「小さなアメリカの紳士」と異名がつく犬でもあります。
起源と言ってもほんの150年前と、まだまだ新しい犬種なのです。
ブルテリアの血を引いており、「タキシードを着たアメリカ紳士」と呼ばれる愛玩犬で、ボストン大学のマスコットにもなっています。
筋肉質ながらもスマートな体つきをしていて、顔はブルドッグ系統ですが、体つきはテリアの血が色濃く出ています。
ボストン・テリアの原産地 |
アメリカ |
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ボストン・テリアの性格 |
優しくて活発です。
飼い主が子供やほかの犬と接していたり、過保護にしすぎると、嫉妬深い面が顔を出し、時には攻撃的になることもありますので注意が必要です。 |
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ボストン・テリアの日常の管理 |
暑さに弱いです。
太りやすいので、日ごろから十分な運動が必要です。
遊び好きなので、ドッグスポーツなどに向いています。 |
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ボストン・テリアの健康管理 |
気温や体温の急激な変化での呼吸困難に注意しましょう。
また、腫瘍ができやすい犬種でもあり、特に肥満細胞腫ができやすいので、ウエイトコントロールが大切です。
脳に腫瘍ができるとクッシング症候群や転換発作を起こします。 |
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耐寒性 |
運動 |
手入れ |
弱い |
20~30分×2回 (ダッシュ) |
簡単 (ピンブラシ・獣毛ブラシ) |
ボストンテリアのしつけ
特徴での項目でも説明しましたが、知能が高い犬なのでしつけを覚えるのも早いです。ボストン・テリアをしつけをする場合、最初に飼い主がリーダーだと認識させる必要があります。リーダーと認められたらどんどんしつけを覚えていきます。
ボストンテリアのまとめ
ボストンテリアの知能が高い部分は魅力ですよね。しつけしやすいし理解能力もあるので、育てやすい犬です。小型犬でサイズも小さく広い環境ではなくても飼いやすい犬です。見た目もブルドッグと似ているので見ていて癒されるのもいいですね。「タキシードを着たアメリカ紳士」と呼ばれるほど紳士的なボストンテリアをあなたの愛犬として飼ってみませんか。
ボストンテリアのかかりやすい病気
大きな目が特徴のボストンテリアは目の病気にかかりやすいので注意が必要です。第三眼瞼腺が突出することが原因の病気です。他にも白内障にもかかりやすい傾向があるので、犬の年齢とともに健康診断をしておきましょう。