犬の獣医師 に求めるもの

犬の獣医師 聴診器

動物を飼っていたら一度はお世話になったことのある獣医師。

一度も動物病院のドアをくぐった事の無い飼い主さんなどいないでしょう。

あなたが獣医師に求めるものはなんですか?

自分が最も信頼している獣医師さんは、飼い主に対して全くと言って愛想のない獣医師さんです。

それ故、周りの飼い主さんからの評判は良くありません。

ではどうして自分は信頼しているのか。

それは、動物に対する愛情がハンパないからです。

始めて訪れた動物病院での獣医師の態度

眠い犬

その動物病院をはじめて訪れたのは、愛犬が耳を痒がり、他の動物病院に診てもらっていたのですが、一向に良くならなかったから。

たまたま近くで開業したばかりの動物病院があり、セカンドオピニオン的な感じで一度診てもらおうかと思ったからです。

第一印象は全くと言っていいほど良くありませんでした。

愛想もへったくれもない女性獣医師。

飼い主に対してニコリともせず、とてもそっけない態度です。

診断の結果は「耳ダニ」

耳ダニは顕微鏡でちゃんと見て、ダニを根絶しなければ治りません。

いくら痒み止めを使っても、耳を洗浄しても、耳にダニがいる限り、いたちごっこです。

という診断でした。

それまで診てもらっていた動物病院は、獣医師が数名おり、行くたびに診てくれる獣医師が違い、耳の洗浄をして痒み止めを塗っておしまい。

これでは良くなるはずがありません。

そして訪れたこの獣医師を信頼しようと思った瞬間が訪れました。

人間と動物に対して態度が違う獣医師

ソファーの上の犬

何々~。

痒かったね~。

もう大丈夫だからね~。

ちゃんと痒いの治してあげるからね~。

一緒に頑張ろうね~。

まるで赤ちゃんをあやすように、愛犬を抱っこして目を見ながら女性獣医師が話しかけました。

飼い主に対して笑顔すら見せない獣医師。

でも、愛犬に対しては違いました。

驚きましたが、この獣医師さんになら任せられる!と確信しました。

獣医師への絶対的信頼

この女性獣医師に、自分だけではなく、家族全員が絶対的な信頼を寄せることとなります。

それは・・・

中々耳ダニがよくならない愛犬。

ステロイドの注射を打つと効き目は抜群だけど、わんちゃんの身体にもかなりの負担がかかるので、できれば私は打ちたくありません。

と言っていた獣医師さん。

毎回耳ダニがどこまで減ったか顕微鏡で見せてくれた獣医師さん。

あの日も診察を終えて帰宅し、2時間ほど経った頃、携帯電話が鳴りました。

さっき診察をしてもらった獣医師さんからです。

私、どうして中々耳ダニが完治しないんだろうってずっと考えていたんです。

家庭でもできる治療のセットを送りますので、自宅でもやってみてください。

と、病院同様の治療ができるお薬と器具を送ってくださるとのこと。

動物病院は車で5分ほどの近いところ。

代金も払うし受け取りに行くと言ったのですが、

ご家族皆さんお仕事されていますし、うちの病院にとりに来る時間があるのであれば、少しでも○○ちゃん(愛犬)のそばにいてあげてください。

との言葉をもらいました。

お陰さまで、獣医師さんから送って頂いた自宅治療のお薬と通院で、みるみる良くなった愛犬。

この出来事が、この獣医師さんを絶対的に信頼する出来事となりました。

自分が獣医師さんに求める事。

それはただ一つ。

飼い主には無愛想でもいい。

患蓄に愛情を持ち、接してくれる獣医師であればお任せできる!

本当、コレだと思いませんか?

獣医になる方法は?

獣医

犬の獣医師になるためには、犬に限らずどんな動物でも獣医師の資格を取得する必要があります。

犬の面倒をみたいのであれば、小動物を扱う動物病院に就職することが、主な職場となるでしょう。

また開業医として犬を専門に扱う動物病院を開業するという考えもあります。

犬にこだわらないのであれば、就職先は大きく広がります。

獣医の需要

獣医としての仕事は、水族館や動物園、輸入動物の検査を行う国家公務員、自治体の家畜保健衛生所など、本当に多くの就職先が見つかるでしょう。

就職先によっては、獣医師免許は必要でも、検査業務が主な仕事となり、診察や治療にはあたらないという仕事もあります。

ペットを飼う人はこれからもどんどん増えていくと言われています。

また、医療技術の向上や、与える食べ物などによって、長生きするペットが増えてきていることもあり、獣医という仕事の需要は高まっていくでしょう。

獣医師は国家資格

獣医 になるには

獣医師になるためには、農林水産省が指定する獣医学科を設置する6年制の大学を卒業し、国家試験に合格することが必要です。

4年制の大学や短大、専門学校などを卒業したとしても、国家試験を受験する資格に満たないために、獣医師の資格を取ることはできません。

近年では通信教育などで資格を得られるものも多いですが、獣医の仕事は実験や解剖などの専門的な実習も多く、通信教育では技術を身につけることが難しいので受験資格は得られません。

もしも社会人になってから目指すという人の場合には、同じように 6年制の大学の獣医学科を受験して、6年間で知識や技術を習得し、国家試験を受験する必要があります。

獣医になるために

社会人で、この資格を目指すためには働きながら大学に通うこととなり、現実的に考えると難しいといえます。

夜間のコースはなく、勉強も実習も多忙を極めるため、収入が必要な場合には大学の空き時間にアルバイトをしたり、奨学金を借りるという方法しかないでしょう。

貯金が十分にある人や、パートナーが稼いでくれるという人は、大学に通うことはできるかもしれませんが、独身であまり貯金もなく、バイトの収入だけしか生活しなくてはならないという人は、厳しい生活になるでしょう。

また、専門の6年制の大学は日本には数校しかありません。

自分の住んでいる地域や実家から遠いのであれば、一人暮らしをする必要があるので、余計にお金がかかってしまいます。

大学は私立と国公立がありますが、私立は学費がかなり高額となっています。

お金に余裕がない場合には、難易度は高いですが国公立大学を狙った方がよいでしょう。

獣医師国家試験

6年間、獣医学科で専門的なことを学んで卒業することで、獣医師国家試験を受験する事ができます。

年に2回行われる獣医師国家試験は2日間に分けて試験が行われます。

試験の内容は、獣医解剖額や十位薬理学などの17科目の他、倫理や法律に関する問題が出されます。

日本国内で、獣医学科のある大学はわずか16校で、国立大学が10校、公立大学が1校、私立大学が5校になります。

これらの大学で6年間学び、卒業・国家試験を受けなければ獣医になることはできないのです。

獣医になっても

獣医 になったら

ただ動物が好きだというだけでは獣医にはなれません。

動物病院には様々な症状の動物が診察を受けに来ます。

体力が必要なのはもちろんのこと、どんな動物でも怖がらずに対応し、時には命の火が消える場面に立ち会うことにもなったり、自らの手で命の火を消さなければいけない場面もあります。

メンタルも強くなければ獣医には向いていません。

獣医には小さな命を救おうと思う気持ちが大切です。

そして、飼い主と共に治療に取り組み、その子がどうすれば幸せに暮らして行けるのかを考えましょう。

我が家には心臓の悪い子が4匹います。

症状の進み方はそれぞれで、薬を服用している子もいます。

かかりつけの獣医師は、心臓が悪いからといって、アレもダメ、これもダメと制限してしまうと可愛そうです。

お散歩も長時間じゃなければOKですし、走らせたりしなければ、これまで通りの生活でいいんですよ。と言ってくれました。

病気と向き合うことも大切だけれども、その子が幸せに暮らせるといことも考えてあげなくてはいけないのだと気づかされた獣医師の言葉でした。