停留睾丸|病名と症状から調べる犬の病気

停留睾丸

犬の停留睾丸は潜在精巣とも呼ばれ、男の子を飼っている人は注意したい病気です。これは、成犬になっても精巣の片方、あるいは両方が体外に降りてこない状態を言います。放置すると、腫瘍化することもあるため、気をつけなければいけません。

停留睾丸の主な症状

停留睾丸があっても、特に症状が出ることはありません。

稀に停留している睾丸が腫瘍化してしまうこともありますが、この場合でも進行するまでは無症状のことも多いです。腫瘍化してから現れる症状としてはホルモンバランスの乱れから皮膚炎や脱毛が起きます。また、胸が大きくなるなど女の子化する症状が見られることもあります。

停留睾丸の原因

犬の男の子は、生まれた時には睾丸がお腹の中にあることがほとんどです。生後1~2ヶ月経って、体外に降りてきます。ところが、子犬によって睾丸が降りてこなかったり、途中で止まってしまう子もいます。停留睾丸の原因は、ホルモン障害によるものとも言われていますが、はっきりとした原因は不明です。

ただし、停留睾丸は遺伝するとされているため、繁殖するのは止めたほうが良いでしょう。

停留睾丸になりやすい犬種

どのような犬種でもなる可能性がありますが、中でもジャーマンシェパード、ボクサー、ミニチュア・シュナウザー、ポメラニアン、チワワによく見られます。比較的、小型犬に多いと言われます。

停留睾丸の治療法

犬の停留睾丸の治療法としては、去勢手術が行われます。停留睾丸の遺伝子を残さず、腫瘍化してしまう前に除去することをお勧めします。4歳を過ぎると、停留睾丸は腫瘍化しやすくなるとされているので、それまでに去勢手術を受けるようにしましょう。

手術の方法には、開腹手術や腹腔鏡を使用した手術があります。犬の大きさや睾丸サイズなどによっても、どの方法を選択すべきかが異なるため、医師と相談したうえで決めるようにしましょう。