恐怖症|病名と症状から調べる犬の病気

犬の恐怖症

私たち人間にも高所恐怖症や対人恐怖症の人がいるように、犬も恐怖症になることがあります。犬の恐怖症も人間同様に、何らかの不快な体験が原因で引き起こされる精神疾患の一つです。症状によっては薬を用いた治療も行われます。

犬の恐怖症の主な症状

犬が恐怖を感じる対象を見聞きしたりした際に、様々な症状が行動として表れます。主に、次のような症状(行動)が見られます。

  • 逃げる
  • 震える
  • 避ける
  • あえぐ
  • 鼻を鳴らす
  • 無意識の排尿

上記のような行動については、人間の場合もそれほど変わりないでしょう。ただし、犬が発症する恐怖症の場合、恐怖心が攻撃心を誘発することも少なくありません。

恐怖症の原因

犬が恐怖を感じる対象は、音や光をはじめ、他の犬・動物、子供、自転車、車など本当に様々です。犬の恐怖症の原因は遺伝的要素もありますが、多くは日頃または過去の経験によるものと考えられています。例えば、飼い主の留守中に鳴った突然の雷や交通事故に遭ってしまったなど、犬にとって不快な辛い経験が恐怖症を引き起こしてしまうのです。

特に、生後1~3ヶ月頃の子犬時代にした体験が、恐怖症の発症に大きく影響しているとされます。

犬の恐怖症の治療

恐怖症の治療法と対処法

犬の恐怖症に対する治療法は、獣医師の判断で精神安定剤による薬物療法が行われることもありますが、多くの場合は薬を使わずに対処します。

恐怖症の症状が見られた時の基本的な対処法は、次のようなものです。

  • 犬が怖がるような状況を避ける
  • 恐怖行動を示しても、撫でたり話しかけたりせずに無視する
  • 基本的なしつけの見直しをする
  • 怖がるような状況下で怖がらなかった時はしっかり褒めてあげる

愛犬が怖がっているにもかかわらず、撫でたり話しかけたりしてはいけないのは、飼い主にとっても辛いでしょう。ですが、可愛い我が子のためを思うなら、心を鬼にして耐えてください。これらの対処法を繰り返し行うことで、次第に犬の恐怖心が解消されていくので、根気よく続けることが大切です。