犬用車椅子を使うことで愛犬も自分の行きたい場所へ

犬用車椅子

病気や怪我、高齢などで自力で歩くことができない犬がいます。

前足だけでも普通に動かせるのであれば、犬用車椅子を使うことで、自分の力だけで動き回ることが出来ます。

どうして必要?

病気、怪我、高齢などで下半身のみ動かすことができない場合、前足だけで移動するということは身体や関節にかなりの負担をかけてしまいます。
また、思うように動けないことが、犬にとってストレスにもなるでしょう。

使わない筋肉は衰えてしまいますので、前足にとって悪いことはあっても、良いことはありません。

車椅子を使うことで、移動するときに自分で動くことができ、腰や股間節の変形などの病気をサポートします。

最初はうまく歩けないかもしれませんが、自分で動ける喜びを覚えると、きっと車椅子で走りまわるようになるでしょう。

買う?借りる?作る?

犬用車椅子は販売もされていますし、レンタルもあります。中には自分で作るという人もいます。

販売

販売されている犬用車椅子は、サイズによって価格が変わります。
体の大きさによってサイズがあり、Sサイズ~LLサイズがあり、価格も25,000~40,000円前後が相場になります。

この価格を愛犬にかけてあげるのが安いと判断するか、高いと判断するか個々によって違うのでしょうが、購入するかレンタルにするかの判断材料にはなるでしょう。

レンタル

犬用車椅子のレンタルをしている業者は少ないようですが、購入して愛犬が車椅子を使えるかどうか判断がつかないときには、試験的にレンタルを利用するのも一つの方法です。

また、車椅子を手作りしたい人にとっては、レンタルの車椅子の構造がお手本となるため、短期間のみレンタルするのも便利です。
最短で1週間単位でレンタルできます。

手作り

車椅子を手作りする人も意外と多いものです。
中には買い物キャリーを解体して作ったり、子供用三輪者を解体して作る人もいるようです。

できれば使う素材はアルミ製の軽いものが、愛犬の負担になりません。
体にあたる部分はクッション素材をつけて体との摩擦が起こらないようにしてあげましょう。

QOL

QOL

QOLとはQuality of Lifeの略で、生活の質という意味です。

犬用車椅子を使うことで、飼い主にとっても、犬自身にとっても、QOLが向上するでしょう。

介護しなければならない飼い主、思うように動くことのできない愛犬。
これらが車椅子を使うことで、少しでもストレスが軽減できるのです。

ぜひ、愛犬にピッタリの車椅子を探してあげてください。

高齢犬の介護は何が一番大切かを考えて

高齢犬 の介護

高齢犬 になっても愛犬は子犬の頃のままのまっずぐな瞳で見つめてきます。でも悲しいかな、人間の5倍もの早さで老いていくのです。飼い主の意識が高まり、疾患があると動物病院で治療をしてあげる一方で、犬の寿命ものびてきて、結果的には介護が必要な犬も多くなってきました。

高齢犬には何が一番大切なのか

犬の介護の基本は痛みや苦しみをなくしてあげることです。

私たち人間はどうしても先のことを考えがちですが、犬達にとって「今」が全てです。
先のことは考えていないのです。

「今」痛いこと、「今」辛いことを取り除いてあげるのが犬の介護の基本になるのです。

変化を読み取る

飼い主として介護をして行く中で、少しでも普段と違ったところがあったら動物病院へ連れて行きましょう。ご飯を食べない、水を飲まない、排泄をしないなど、少しの変化が命取りになる場合もあるのです。

高齢犬への動作補助

高齢犬になると、一つの動作をするのも大変になります。
関節、筋肉の衰えにより、立ち上がるのも容易ではなくなります。

そのため、犬が立ちあがろうとするときに、下腹部に両手を回し、立ち上がる補助をしてあげます。

歩行補助

足元がふらつき、自力で歩くのが困難な場合は、歩行補助を行いましょう。

補助用のハーネスなどが市販されていますし、タオルに後足を入れる穴をあけ、腰の上でタオルを軽く持ち上げてあげるだけでも補助になります。

この時に注意が必要なのが、無理に歩かせないということです。
もちろん、獣医さんの指導をあおぐことも必要でしょう。

高齢犬の運動

高齢犬 の運動

散歩は良い運動になりますし、刺激にもなります。
外の空気に触れ、他の散歩中の犬との触れ合いなどが刺激となってホルモンに働きかけ、とても良いことです。

ですが、無理矢理散歩に連れ出すことはいけません。
犬の体調も日々同じではありませんし、天候や気温も同じではありません。

また、途中で歩けなくなることを考慮し、抱いて帰れる距離にする、近所のコースを何度か回るなど、散歩コースにも工夫が必要です。
様子を見ながら、時には室内で飼い主が相手になって遊んであげることも運動になりますし、飼い犬も喜ぶでしょう。

高齢犬の入浴

入浴はなるべく自宅でした方がいいでしょう。
ペットサロンに行くよりも、住みなれた我が家で入浴させた方が犬にとっても負担になりません。

そのためには、飼い主が入浴させることに慣れていなければいけませんので、日頃から入浴させてあげるようにしましょう。

寝たきりで動けない場合は、蒸しタオルで体を拭いてあげたり、市販のドライシャンプーなどを使ってみましょう。

高齢犬の排泄事情

高齢犬になり、排泄がスムーズに行えなくなる場合もあります。
トイレに行くまでに間に合わなかったり、自分の意志とは別に出てしまうこともあります。

犬用の紙おむつが市販されていますが、不衛生になることも多いため、寝ている下半身にトイレシートを敷く、寝床のそばにトイレを置く、不潔にならないよう、肛門の周囲の毛を短く刈るなどの対処をしましょう。

寝たきりの高齢犬は床ずれに注意

寝たきりになってしまうと人間同様、床ずれができてしまいます。
寝返りも自分でできなくなると、同じ姿勢で寝ているので床ずれもできやすくなります。

体重の多い大型犬に多いのですが、一度できてしまうと治すことが難しいため、できないよう、予防が重要です。

床ずれ予防

予防策として、2~3時間毎に体を反転させてあげる、関節を動かしたりマッサージをし、うっ血しないよう、血流を促してあげます。

犬の服の必要性

犬の服

犬に服を着せている人を動物虐待になるのではないかという人もいるようですが、必要性があって着せている場合もありますので、ただ単に、可愛いから着せているという人ばかりではありません。

どうして犬に服を着せる?

犬に服を着せているのを見ると、どうして着せているんだろう……飼い主のエゴ、自己満足なのではないかと考える人もいるでしょう。

ですが、チャイニーズ・クレステッド・ドッグのようなヘアレスドッグは被毛がなく、スキンケアが必要で、太陽の光に弱い犬種などは、洋服を着せることが重要な場合もあります。

中には飼い主の自己満足で着せている人もいるでしょうが、犬のことを考えて着せていることもあるのです。

犬に服を着せるメリット

犬に服を着せるということには、様々なメリットがあります。
中には飼い主都合で着せている場合もありますが、着せることで暮らしやすくなるのであれば良いことなのではないでしょうか。

犬の病気の予防や治療

前述したように、肌の弱い犬種は服を着せてあげた方がいいでしょう。

肌を保護するクリームやアトピーなどの薬を舐めないようにする効果もあります。
散歩時には、ダニ予防にもなります。

犬の寒さ・暑さ予防

犬種によっては、寒さにとても弱い子もいます。
そういった犬は寒さで体調を崩してしまうこともありますので、服が必要になるでしょう。

逆に、寒さに強くても暑さに弱い犬種もいます。
サモエドやアラスカン・マラミュートなどはアンダーコートもとても多く、暑さで体調を崩しがちになりますので、夏場の暑い時期には保冷剤を入れることのできる服を着せて、暑さをしのぎます。

犬の汚れ防止

犬に服を着せることで、散歩の際に体が汚れるのを防ぐことが出来ます。

雨の日の散歩にレインコートを着せることで、お腹周りの汚れがなくなりますし、シャンプーの頻度も少なくなります。

犬の抜け毛予防

短毛種の場合、抜け毛が激しい犬種もいます。
また、換毛期のある犬種だと、ちょっと動くだけでも周囲が毛だらけになったりもします。

服を着せることで、抜け毛で周囲が毛だらけになるのを軽減できます。

犬に服を着せるデメリット

服を着せることのデメリットとして、犬種にもよりますが、確実に毛玉になりやすいです。
被毛と服が擦れることで毛玉ができます。

服を脱がせたらそのままにせず、必ずブラッシングをしてあげなければ、毛玉がほぐせなくなってしまい、カットすることになってしまいます。