犬の去勢と愛犬の健康チェック!太りすぎたらダイエットも

犬の去勢

犬の去勢に二の足を踏む飼い主さんがいます。
男じゃなくなるなんて……と言う男性の飼い主さんが多いのですが、家族として幸せに暮らすためには必要なことでもあります。

繁殖の予定がない場合は、マーキングが始まる前に去勢するのが望ましいのです。

去勢のメリット

去勢することでのメリットは沢山あります。冒頭で紹介した、マーキングが筆頭に挙げられます。

成犬になったオス犬はマーキングをするようになります。
マーキングを覚えると、家の中でもイスやテーブルの足などにオシッコをかけるようになります。

子犬の頃に去勢をすると、マーキングや足をあげてオシッコをしない犬になるのです。
マーキングや足あげおしっこを覚えてから去勢しても、これらの行為がなくなることは稀です。

病気の予防に

去勢は高齢犬になった時の病気予防にもなります。
高齢犬がかかりやすい前立腺肥大の予防になることはよく知られていますし、悪性になると癌になる可能性のある肛門周囲腺種の予防にもなります。

前立腺肥大も肛門周囲腺種も、高齢犬での発症率は比較的高いのですが、去勢することで発症率がかなり低くなります。

手術の方法

簡単な手術とは言え、全身麻酔で行うので飼い主にとっては心配でしょう。
ですが、前述したように、メリットは沢山あっても、去勢を行ったデメリットはほとんどありません。

獣医さんを信頼して、お任せしましょう。

手術の方法

去勢方法は、睾丸を摘出する方法になります。
前日21時以降は絶食し、手術は全身麻酔になります。

包皮と陰嚢の間の陰嚢寄り部分を1~1.5cm切開し、そこから両方の睾丸を摘出します。

若いオス犬の場合、術後は徐々に空になった陰嚢が縮みますが、成犬の場合は縮まずに垂れ下がったままの状態がほとんどです。

開腹手術になる場合

去勢と言っても、開腹手術になる場合もあります。

睾丸が片方しか陰嚢に降りていなかったり、両方降りていない場合は停留睾丸といって、腹腔内に睾丸が留まっています。
この場合は、開腹手術をし、腹腔内から睾丸を摘出すべきなのです。

放置していると、腹腔内にある精巣が将来癌化してしまう可能性もあり、オスにも関わらず、女性ホルモンを分泌してしまうホルモン疾患になる可能性もあります。

ですから、早めに開腹手術で腹腔内から精巣を探し、去勢手術する必要があるのです。

犬用混合ワクチンの接種〔狂犬病予防と飼い主の義務〕
犬用混合ワクチンの接種〔狂犬病予防と飼い主の義務〕

飼い主にもできる愛犬の健康チェック

自分でできる健康チェック

愛犬に健康診断を定期的に受けさせるのはとても理想的なことですが、飼い主が日頃からチェックをすることで、普段との違いにも気づきやすいものです。

日常の中で、健康チェックを行うようにしましょう。

目と顔のチェック

比較的いつも目にするところなので、異変に気づきやすい場所とも言えます。

瞳に濁りがないか、目やには多くないか、何よりも瞳が輝いているかどうかチェックしましょう。
いつもより涙が多く出ているときは、ゴミが入っていたり逆さまつ毛で眼球を傷つけている場合があります。

特にシーズーやチワワなど、眼球が飛び出ている犬種は気をつけてみるようにしましょう。

また、鼻の湿り具合も健康チェックには欠かせません。
適度に湿り気があるかどうかチェックします。

鼻水を出していたり、頻繁にクシャミをするようだと一度獣医さんに相談することをおすすめします。

耳のチェック

たれ耳の犬種の場合、耳の中が汚れがちになります。
汚れを放っておくと、腫れて痒がる場合もありますので注意が必要です。

頻繁に耳を掻く、掻きながら悲痛な声を上げる場合は耳ダニがいる可能性があります。

この場合は治療が必要ですので動物病院へ連れていかなければいけません。

口の中

口の中

子犬の頃から歯磨きの習慣をつけましょう。成犬になってからだと嫌がる子も多いです。

歯茎は腫れていませんか?歯石はついていませんか?口臭は?

全身チェック

全身を撫でて痛がる様子はないか、毛をかき分けて、湿疹やできもの、しこりやハゲがないかチェックしましょう。

痒がる部分が掻きすぎて傷になっていないかどうかもチェックしましょう。

足のチェック

爪が伸びすぎていませんか?鬼爪を切るのを忘れていませんか?
また、肉球が傷ついていないか、真っ直ぐ立たせたときに足の形がおかしくなっていないか、歩き方は正常かチェックします。

シッポとお尻

シッポは元気に上を向いているか、肛門の周りが汚れていないかチェックしましょう。

肛門腺がたまっていたら絞ってあげなければ、炎症を起こしてしまうこともあります。

その他

散歩から戻ったら、ダニやノミなどがついていないかチェックしましょう。
ダニがついていた場合、無理に取ろうとすると、体がちぎれて頭だけ残ってしまいます。

取り除く際は慎重に。できない場合は獣医さんに取ってもらいましょう。
そうなる前に、ダニ・ノミ対策が必要です。

犬用車椅子を使うことで愛犬も自分の行きたい場所へ
犬用車椅子を使うことで愛犬も自分の行きたい場所へ

愛犬の健康診断を受けましょう

健康診断

犬も人間と一緒で、定期的に健康診断を受けるのが望ましいです。
人間よりもはるかに早いスピードで歳をとるのですから、必要なことだというのは理解できるでしょう。

言葉を話せない愛犬のために、家族ができることは何なのかを考えると、健康診断はとても大切なものだということです。

犬の健康診断の必要性

健康診断は、犬の健康状態を獣医の目で見てもらう大切なことです。
自宅でも、日頃から健康状態をチェックしていると、健康の変化に気づくこともできるでしょう。

新しく犬を家族に迎える場合、環境になれるまで体調を崩してしまう子もいるでしょうし、先住犬がいる場合、先にあとから飼う子の健康状態をチェックしておくことはもはや常識ともいえるでしょう。

筆者が2匹目を迎えたときは、自宅に帰る前に真っ直ぐに動物病院へ行き、健康診断をしてもらいました。

犬用健康診断の一般検査

簡単な健康診断であれば、日頃の様子を聞く問診をし、検温と触診と聴診検査になります。

全身の様子をチェックすることになりますが、診察で訪れるたびに行ってくれる動物病院もありますので、異常があれば知らせてくれるでしょう。
持病がある場合は、それらの検査も含めて行います。

ドッグドック

ドッグドック

ドッグドックは人間ドックの犬バージョンです。
完全予約制になっていて、前日の夜9時以降は食事を与えてはいけません。

下記に記載している他にも目や口腔内のチェック、心電図や血圧測定など、必要に応じて様々な検査を行います。

犬用尿検査

泌尿器検査になります。腎臓や膀胱に異常がないか分かります。

犬用血液検査

栄養状態だけではなく、糖尿病や肝機能、肝炎、血球異常、高脂血症などが分ります。

犬用検便

消化器の異常、寄生虫の有無が分ります。

犬用X線検査

骨や内臓の状態を調べます。膀胱結石、関節の異常、横隔膜ヘルニア、心肥大、腫瘍などがレントゲン検査で分ります。

犬用超音波検査

エコー検査と言った方が分りやすいかもしれません。内臓の様子を見るものです。

高齢犬だからこそ健康診断をうけましょう

犬はどこか身体に不調があっても、よっぽどでなければそれを隠そうとします。
飼い主が気づかずにいると、病気が慢性化して治りにくくなってしまうことも少なくありません。

人間と同じで、早期発見、早期治療が怪我や病気を克服する近道です。

高齢犬になると身体のあちこちに不調が出やすくなります。
だからこそ、定期的に健康診断を受け、早めに病気を発見し、治療してあげることが大切です。

お金がかかるから……という問題ではありません。同じ命だということを忘れないで下さい。

屋外で起きやすい犬の事故と愛犬のための防災対策を考えてみた
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太りすぎた愛犬のダイエットをしよう!

ダイエット

人間も犬も、好きなものを好きなだけ食べたり、運動不足だったり、カロリーの高いものばかり食べていると、どんどん太って肥満になります。

犬は自分でダイエットできないので、飼い主が一緒にダイエットに取り組まなければいけません。

愛犬におやつ、与えすぎていませんか?

ペット商品の売り場に行くと、数え切れない程の犬用おやつが販売されています。

愛犬可愛さに、アレもコレも買って与えたくなるのが心情です。
でも、必要以上に与えすぎていませんか?

ご褒美で与える程度であれば問題ありませんが、フードの他にもしょっちゅう与えていては、カロリーオーバーになるのはあたり前です。
結果として、体重が増えてしまうでしょう。

ダイエットに取り組む前に、おやつの与え方も見直す必要があります。

犬の体重を把握しましょう

犬の体重を性格に計測するには、動物病院の診察台に内臓されている体重計が一番正確でしょう。
犬を診察台に乗せてスイッチを入れると体重が測定できるというものです。

でも、体重だけを測りに動物病院に行くことはまずないでしょう。

自宅にデジタル体重計があればそれを使いましょう。
愛犬を抱っこして測定し、抱っこした重さ-自分の体重で愛犬の体重が分ります。

できれば細かく100g単位で測れる体重計がいいでしょう。
大型犬の場合、抱っこするのは大変ですので、おんぶで測るのも一つの方法です。

本気で愛犬のダイエットに取り組むのであれば、頻繁に体重測定を行いましょう。

ドッグフードにも工夫を

ドッグフードにも工夫を

毎日与えるフードは、体重管理のタイプにしましょう。
でも、与える量が多くては意味がありません。

基準の量より少なめにし、茹でた野菜などをトッピングしてあげましょう。

犬の食事回数

成犬の場合、1日2回の食事になりますが、1日の必要量から半分程に量を減らします。

フードを減らした分、茹でた野菜やおからでカサ増しし、満腹感を誘います。
これを数回に分けて1日分を与えましょう。

食事の回数が多い方が、脂肪がたまりにくくなるのです。

犬のダイエットは長期戦で

人間が過度のダイエットを行い、体調が悪くなることがあるように、犬も同様でいきなり体重を必要以上に落とすことは危険です。

犬種によって理想体重がありますが、獣医さんの指導のもと、目標体重を設定しましょう。
少しずつ、月に数100g単位でダイエットをするように指導されるはずです。

犬のダイエットは運動にも気をつけて

肥満の犬の場合、心臓に負担がかかっていることも多く、運動や長時間の散歩でカロリーを消費しようとするのは危険です。

最初は短い時間、短い距離で散歩をし、徐々に時間と距離を伸ばしていくのが望ましいです。

愛犬が疲れて歩きたがらないのを無理に引っ張って歩かせようとするのもよくありません。
休憩をとりながら、ゆっくりと取り組んで行きましょう。

犬種選びは男の子・女の子?の性別で選ぶ?室内飼い・外飼いで選ぶ?
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シバーズからのコメント

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シブメ

食べすぎとか関係ないの。
美味しいものはたくさんたべたいの。

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シバリ

シブメは食いしん坊ね♪
お姉ちゃんはダイエットしなきゃ。

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