人間だけではない、愛犬のヘルニア!わんちゃんがよくなる椎間板ヘルニアとは?

椎間板ヘルニアは、人間以外の動物もなります。犬の椎間板ヘルニアは、人間のように老化に伴って、発症する場合や、その種類によってなりやすいもの、または遺伝によってなりやすくなるものがあります。

犬の椎間板ヘルニアとは?

犬の椎間板ヘルニアには、脊髄を圧迫する椎間板物質により、ハンセン1型とハンセン2型があります。

【1】ハンセン1型(軟性椎間板ヘルニア)

ダックスフント

ハンセン1型はダックスフンド、シーズー、ウェルシュコーギー、ビーグル、コッカースパニエル、ペキニーズ、ラサアプソなどの軟骨異栄養性犬種に起こりやすいタイプで、線維輪が破けて、髄核が脱出し、脊髄神経を圧迫します。

ハンセン1型は、若齢期(2~7歳頃)から発症する傾向が強く、急性に発症する場合が多くなります。

軟骨異栄養性犬種では、遺伝によって、若いうちから、椎間板の変性が発生し、軟骨の形成不全のため、水分が失われ衝撃吸収力が低下することで、椎間板ヘルニアが発症しやすくなります。

【2】ハンセン2型(硬性椎間板ヘルニア)

ラブラドールレトリーバー

線維輪の内層が断裂して、その中に移動した髄核が線維輪を押し上げることで脊髄を圧迫するタイプをハンセンⅡ型椎間板ヘルニアと呼びます。

このタイプは柴犬や大型犬(ジャーマンシェパード、ラブラドールレトリーバー、ゴールデンレトリバーによく見られます。

ハンセン2型は、加齢に伴って椎間板が変性し、厚くなった線維輪が脊髄を圧迫します。

おもに、大型犬種に多く見られます。成犬から老犬に多く、慢性的に徐々に進行していきます。

犬の椎間板ヘルニアの症状は?

犬の椎間板ヘルニアの症状

  • 腰を痛がり、元気がなくなる事が多い。
  • 抱くと痛がり、鳴いたり、怒ったりする。
  • 後足のもつれ・麻痺、排尿障害などが起こる。
  • その他、神経の圧迫・障害の度合いにより症状が異なります。

椎間板ヘルニアには、頚部椎間板ヘルニア、胸腰部椎間板ヘルニアがあります。

頸部椎間板ヘルニアでは、頸部の疼痛の他、神経麻痺などによって足を引きずるといった症状が見られます。

重症になると、自力で立ち上がれなくなり、四肢が完全に麻痺して半身不随や、さらには排便・排尿が困難となってくることがあります。

神経学的症状によるグレード判断は、その場で出来るとても有用な検査ですが、実際の脊髄の圧迫程度と必ずしも一致するとは限りません。 厳密に言うと、神経学的症状だけでは、原因が脊髄疾患であったとしても、それが椎間板ヘルニアなのかは断定できません。

本当に椎間板がヘルニアを起こしているのか、またどの程度、椎間板物質(線維輪・髄核)が脊髄を圧迫しているかを直接知るには、犬に全身麻酔をかけて、精密な画像検査(MRI検査・CT検査)をする必要があります。

重症度のグレードには、1~5まであります。

グレード1には脊椎痛。グレード2には麻痺、運動失調。グレード3には麻痺。グレード4には排尿麻痺。グレード5には深部痛覚の消失の症状が見られます。

グレード3から自力歩行が困難となってきます。

犬の椎間板ヘルニアの治療法は?

もし発症したなら何をおいても病院へ。しかし、発症したら多かれ少なかれ後遺症を残すことが多いので、未然に防ぐことを考えましょう。予防としては、まず体重があるとそれだけで危険なので、太らせないこと。犬は4本足が基本なので2本足で立たせないこと。おねだりしようとして2本足で人間に飛びつく様子はかわいいのですが、犬の背骨は犬の上半身?の体重を支えるようなつくりにはなっていません。

引用URL http://www.helnianavi.com/siru/hito.html

犬の椎間板ヘルニアは、ハンセン1型のように急に発症する場合があります。
動物病院での診察で、椎間板ヘルニアと診断されて、驚く場合もあります。
手術が必要となると、からだにも負担が掛かりますし、費用もばかにはなりません。
カワイイ愛犬をいたわってあげましょう。

椎間板ヘルニアの症状がまだ軽いうちであれば、薬剤で患部の痛みを抑える内科的治療をおこない、ケージのなかでしばらく安静にさせて運動を控えるようにします。内科的治療後も症状があまり改善しない場合や症状が重度の場合には、外科的治療を行います。外科的治療後はリハビリを行って、神経の機能回復を図ります。リハビリにはさまざまな療法があり、犬の症状によっても異なるため、獣医師と相談しながら行うようにしましょう。

内科療法では、比較的症状の軽い場合に行われます。
4~6週間はケージの中で安静にさせる必要があります。

外科療法では手術による治療が行われます。
手術では、飛び出た椎間板物質を除去します。

椎間板ヘルニアの予防のための注意点とは?

フローリングの床

すべりやすい床に注意

室内で犬と暮らす場合、比較的お手入れがラクなフローリングにされている家庭が多いようです。しかし、フローリングは犬にとってとても滑りやすく足腰や関節に負担がかかります。犬の爪がのびすぎていたり肉球のケアを怠っているとさらに滑りやすくなり、犬にとってとても危険な床と化します。

愛犬が椎間板ヘルニアにならないようにするためには、
肥満になりすぎないようにしたり、抱き方にも気を付けましょう。

全力疾走やなんどもジャンプするなど、過剰な運動にも気を付けましょう。
ソファなど高いところから降りるときなどにも負担がかかりますので、段差をなくすようにしましょう。

犬のヘルニアまとめ

ヘリニアのダックスフント

骨と骨をクッションの役割で繋いでいる椎間板。
変形などから起こるヘルニアは、人間以外の動物、ペットでも発症します。

種類によっては、生まれつき発症しやすいものもあります。
日々愛情を注いでいる愛犬にも、なりやすい犬種がいます。
家族同然のわんちゃんが椎間板ヘルニアになっては可哀想です。

発症しないように予防してあげましょう。

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