犬にも認知症があります。飼い主の顔も分らなくなり、人間の認知症と似た症状が出ます。認知症になると薬で症状を抑えることは出来ますが、元に戻ることはできません。悲しいことですが現実を受け入れて行かなければいけません。
認知症の症状
犬の認知症も、人間の認知症と変わらない症状が現れます。
- 昼夜の逆転
- 飼い主を認識できなくなる
- 徘徊
- 歩行障害
上記以外にも様々な症状が現れます。
昼夜の逆転については、夜中に吠えるようになる場合もあります。
特徴的な歩行障害
認知症になると、特徴的な歩行障害が出ます。ぐるぐると円を描いて歩きます。何かの拍子にソファーなど、家具の隙間にはまってしまうと、後にさがるという行為が出来なくなってしまっているので、抜け出すことができません。
対処法としては、家具の隙間に入れなくする、家具に頭をぶつけないようクッションを巻く、サークルの内側をクッションで覆って入れる。などの対処が必要になります。
吠える
認知症になると、昼夜が逆転してしまう場合があり、夜間にひっきりなしに吠える場合もあります。飼い主だけではなく、ご近所とのトラブルの原因にもなりますので、獣医さんに相談し、夜は薬で眠らせるのも一つの方法です。ご近所への挨拶も一言しておきましょう。